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マッシュホールディングス様 (四谷/東京) 社内イベントホール 音響・映像システムプランニング・施工

施工内容

施工内容

音響/映像システムプランニング
音響機器/マイク不具合調査
音響機器/マイク機材入れ替え
会場、音響調整

施工詳細


注目の就職企業1位の``マッシュスタイルラボ``(naver調べ)より、来期会社説明会会場の映像/音響システムの提案、設備見直しの相談を受けました。

300平米ほどある自社イベントルームでの説明会では、会社PVをプロジェクター、大型テレビモニターに放映する予定で、また司会用のヘッドセットマイクと無線マイクの導入、BGM音響調整などの相談内容でした。
12階建ての重厚なビルを一棟借りされているそうですが、引っ越し前からあった音響機器の鳴りが不安定ということで、まず調査を行いました。以前の業者さんが、boseのシーリングスピーカー前列5台、後列5台をローインピダンスで接続しており、それを一般家庭用のAVアンプを使用してました。通常このスピーカーの容量だと業務用アンプを使用するのですが、明らかにスピーカーに対するアンプの組み合わせが間違っており、そのため、音声も安定せず音が途切れる、調整が上手くできない、という現象になっておりました。(今までアンプが壊れずに鳴っていたことにビックリです)


【音響について】
今回設置されていたシーリングスピーカーはBose社のDS16Fで、型番に限らずこちらのスピーカーHi/Loをタップ切り替え出来きるため大変便利、且つしっかりと音響設計されているため、ハイインピーダンスの仕様へ変更し、新たにハイインピーダンスアンプを導入しました。

またお客様がお持ちだったAKG社2.4Ghzワイヤレスマイクが途切れるので、新規マイクを導入したいと相談を受け、実際に弊社にあるのマイクを持ち込み、ワイヤレス、B帯とどちらのマイクが安定するのか、 環境に適しているか、を調査をしました。結果、こちらの会場にはwi-fiのAPが多数あり、デジタルワイヤレスに干渉してしまうため、今回はB帯ワイヤレスセットを導入することになりました。 【映像について】
会社説明会の際、PV映像の出しタイミングをコントロールしたい、また映像ミキサーに付属した機能を音響ミキサーとして使用したいとのことでしたのでROLAND_VR-3EXを導入しました。 音響ミキサー単体に比べると映像ミキサー付属の機能はやはり少々弱い部分もあったので、ROLAND_VR-3EXの直後に音響補正用としてベリンガー社のデジタルイコライザーを配置し、補強しました。この商品は低価格ながら必要な機能を凝縮したなかなかの逸品です。

映像部分は各プロジェクター、テレビモニターへHDMI信号を5回線 長距離引き回すこととなりました。通常HDMIを長距離引き回すためにはSDI方式かLAN方式へ一時的にコンバート(変換)する必要がありますが、今回は回線数も多くコストを重視したためATENを導入しました。 こちらの機器は一度に8回線の分配とLAN信号へ変換を行ってくれるとても便利な機器でした。

また、どこにラックを配置しても音が出せるよう、天井スピーカー配線を脱着式のプランへ変更しました。

会社説明会当日は、イベント進行会社と打ち合わせの上、音響、映像再生とも問題なく終える事ができ、お客様にも喜んでいただけました。