WORKS

イマージョン様(九段下/東京)セミナー収録/配信システム設計・施工/防音工事/照明システム設置

施工内容

配信システム設計
配信システム施工
スタジオ収録システム構築
防音工事
配信用照明機器設置工事

オフィススペースを拡大することとなり、収録システムを増設したいと相談をいただきました。

既にセミナー用コンテンツを収録されていて操作方法へ精通されていたため、業務機材を中心に、機器をセレクトし 編集作業の効率化が測れるようにシステムを構築しました。 編集用コントローラーの導入で カメラシステムついては、業務用PTZカメラGSCM FULL HD20倍ズームを2台導入し、持ち出しができるようキャスターで運用。 カメラ向きを10パターン記録できるプリセット機能つきコントローラーを導入し、オペレートが簡易にできるよう工夫しました。 使い勝手がよくなるようにメインスイッチャーとサブスイッチャーで構成し、機器一式をテーブル付属の機材ラックへ組み込み、コンパクトなシステムづくりを行いました。

音声部分の中核となる機材はALLEN&HEATH ( アレンアンドヒース ) Qu-Pac デジタル・ミキサーを採用 ALLEN&HEATHの高音質サウンドは勿論オーディオI/O機能や録音機能・高機能なDSPが内臓されており柔軟な操作や複雑なルーティングが実現できます。

通常は無線ピンマイクの2台での運用を想定していますが、コンデンサーマイク、ガンマイクなどの有線マイクを使用する際はLANケーブル1本で 最大38インプットまで拡張できるdSNAKE機能を使用し、撮影スペース付近へ8IN \4OUT のステージボックス ALLEN&HEATH / AR84 を設置 しました。 これにより、LAN1本でステージボックスを運用できるため片付けもセッティングも時間がかかりません。

お客様の用途がセミナー収録とのことでしたので、登壇する先生を撮影する際にカメラ目線で原稿が読めるよう、 プロンプターを導入し、DMXコントロールできる配信スペックの照明機器の設置も行いました。

防音施工については、入り口を入って左手の壁紙を貼り直し、奥の部屋を防音ドアで区切り、 奥の部屋の窓、現在編集で使用されている部屋との壁に防音材を敷設する設計にしました。

広いスペースに間仕切りとドアをつけ、収録スペースを2部屋設け、幅広く運用できる間取りに仕上げました。