WORKS

日本経営合理化協会様(神田/東京)配信システム設計/施工/防音工事

施工内容

配信環境調査
配信システム設計
配信照明設計
配信機器設置、設定作業
防音工事

これまで外部スタジオで配信用コンテンツ収録をしていたが、自社配信/収録スタジオを持ちたいと相談があり、配信機材コーディネート、照明機器の提案、配信環境の調査、防音工事まで一括にて担当させていただきました。


新規スタジオは元々喫煙室として使用していた部屋だったため、匂いのついた天井、床カーペット、蛍光灯をLED照明を入れ替え、オゾン消臭を家具へ施し、工事現場が近く、幹線沿いの立地であったため簡易防音工事も行いました。

お客様のご希望で、システム一式を別部屋へ移動し使用することもあるとのことで、全ての配信機器をラックに収め、ラック背面にオリジナルの接続端子盤を設け配線のパッチングが容易にできるよう設計しました。

配信機器はIO DATA社のGV-LSBOX、ミキサー機能も搭載した3系統まで配信できるスタンドアローン機器で運用する設計し、メインスイッチャーをブラックマジック社のATEM Television Studio Pro 4K、レコーターは確認様モニターとしても機能するBlackmagic VideoAssist 7”12G HDRを採用、ブラックマジック社同士の相性はよく、安定したパフォーマンスとなりました。 将来的なアップグレードを視野に入れメインスイッチャー・収録機器その周辺の接続端子は4K対応する12GSDI対応にし、カメラや配信機器等はFullHDでまとめました。

また、抜き差しの多い箇所はBNCタイプのSDI、コンバーターを使用し、HDMIとSDIの信号を併用する設計としました。


音声部分に関しては、メインミキサーにQSCのDSP内蔵デジタルミキサーTouchmix-8を採用、USBで予備録音もでき内蔵の高品質なDSPによりEQ,エフェクトも使用でき柔軟なオペレーションが可能となりました。

卓上マイクは今人気のLEWITT LCT 441 FLEX、ワイヤレスマイクは安定のSONY UWP-D21、音質も良くペアリング作業が簡易でした。

配信環境については、事前に配信速度をお調べしLANの配線工事を同時に行うことで安定したシステム運用となりました。